おいしい野菜を栽培するならどんな土を使えばいいの?

野菜画像

おいしい野菜を育てるなら、まずは土作りが必要です。

今回は土作りの基礎をご紹介します

庭の土じゃダメ

何もしていない庭の土では野菜は育ちません。理由は栄養不足と土自体の質が低いからです。

土の養分はただ単に肥料を撒くだけでは補えません。本当にちゃんとした野菜を作るのなら2ヶ月~半年ほど土作りの期間が必要です。

水はけを良くしたり、養分を足したりと野菜が育つ土にするには色々やることがあります。

そして、かけた期間が充実していればいる程、野菜の味も美味しくなるのです。

プランター栽培でも同様に、庭の土をそのまま使うのと、園芸店で販売している培養土を使うのでは、野菜の味、勢いがまるで違います。

また、販売されている土は養分や水はけの調整以外にも酸度の調整や病原菌の対策などもされているので、病気や害虫のリスクも少ないのです。

有機物(アミノ酸)が入っている土

畑

野菜を美味しく作るには土に有機物(アミノ酸)が入っているものでないといけません。

たい肥や腐葉土など有機物が入った土は、栄養はもちろん、保水性、通気生にも優れているので野菜づくりに適しています。

土づくりのポイント

ココでは美味しい野菜を作る時の土の改良ポイントをご紹介します。

まずは有機質の土壌改良材を使います。

完全醗酵のもの

有機の土壌改良材にはたい肥、牛糞などがありますが、どれにしても完全醗酵酵したものを選びましょう。

もし完全醗酵していないものだと、植物に有毒なアンモニアガスが発生したり、害虫の卵があったりで、せっかく育てている植物がだめになってしまいます。

有機物が完全に醗酵するには長い期間かかります。物によっては数年かけて醗酵を終えるものもあるので手間と時間がかかるのです。

その醗酵を早めるために家畜の糞尿を入れ、醗酵を早めたたい肥があります。

完全に醗酵さえ済んでしまえば肥料として使うにはの問題もないのですが、糞尿を入れるとどうしても肥料成分、特にチッソが高まってしまいます。チッソは多すぎると植物が枯れてしまうのでたい肥を多く入れる事が出来ず、土壌改良には向きません。

特に安いたい肥は糞尿を大量に入れ醗酵を早めた物や、未発酵な物である可能性が高いのでホームセンターの安いたい肥などには注意が必要です。

つまり、良いたい肥と言うのは、完全醗酵していて肥料成分の低い物を言います。コレを目安に選びましょう。

時間をかける

有機の土壌改良材を入れてから、野菜を植えるまでは時間を置きましょう。数ヶ月ほど微生物に分解させる時間を作った方が美味しい野菜を作れるからです。

有機物を土の中に入れると微生物がそれをエサにして活発に活動し増え、土の状態をどんどん改善して行ってくれます。

また作物に有機肥料を与えた場合も、そのまま作物に吸収されるのではなく、一度微生物が分解をして初めて作物に吸収されます。

つまり土の中で微生物が活発に存在することは野菜作りにとって非常にメリットがある事なのです。

中和された土

野菜を育てる場合の土は弱酸性にしておくのが鉄則です。

日本は雨が多いので何もしていない土は酸性になっていることがほとんど。

酸性の土では植物はうまく栄養を吸う事が出来ません。

それではどの様にして弱酸性まで中和するのでしょう。

中和するために撒くもの

土壌を中和するためにはアルカリ性の土壌改良材を入れる必要があります。

中和する方法はいくつかあるのですが、今回使いやすい2種類の石灰をご紹介します。

苦土石灰

苦土石灰は石灰の中でも高品質。

マグネシウムも含まれているので、酸性の中和だけでなく野菜に必要な養分まで補充できるすぐれものです。

有機石灰

貝殻の塩分を除き砕いて粉状にしたものが、主に有機石灰と言われます。

有機質なので効き目は遅いのですが、微生物が分解をつけてくれるため、土が固くなりにくいという特徴があります。

まとめ

美味しい野菜を育てるには、しっかり土の準備をしなければいけません。

有機物を混ぜ、中和するという作業が必要になります。