関東も梅雨に入り、全くもってスッキリしない日が続く。

おまけに台風までも直撃して気分は下がっりぱなしだ。

そんな私の気分を救ってくれたのはスタッフ達の変化だった。

私が所属するのは男ばかりがひしめき合う資材部だ。

重い土や肥料、レンガや陶器鉢などを抱えて、毎日、売り場を走り回っている。

もちろん、植物に詳しくなければ、これらの商品をお客様に勧める事はできないのだが、我ら資材部の男達は筋肉の塊でできたゴリラである。

ゴリラと植物では・・・どーも、相性が良くないのか、あまり興味がある様には見えない。

あっ、誤解のないようにお伝えいたしますが、決してお客様に適当に資材を勧めている彼らでは無いのです。資材の事になるとなぜか、事細かに勉強し、調べて接客する真面目なスタッフなのです。

そんな彼らに変化があった。

 

こちらは私が育てる

逆さトマトです。トマトの苗を

逆さに植えて吊っています。

 

 

 

 

 

 

「野菜育ててみっかな~真面目に」

一人のゴリラが・・・いや、スタッフがつぶやいた。

切っ掛けはその程度の事だった。

 

種から育てている

キュウリ

 

 

 

 

 

その日からゴリラ達の・・・いや資材部スタッフ達のコンテナ菜園が始まった。

空いているプランターを用意し、苗を定植させたり種を蒔いたりの作業が始まった。

私は手伝う事なく、彼らの一連の作業を見ていた。

植物に興味がなかったとは言え、そこは園芸店資材部、手際も良かった。

まー、これで飽きなければ良いがと私は内心思っていた。

 

種から育てた

トマト

 

 

 

 

 

それから数日しても飽きる事なく、育てている野菜の面倒は見ているようだ。

病害虫対策で薬品の散布もしっかり行なっている様だ。虫も付いていない。

やはり、基礎はできているなと、私は少し嬉しくなっていた。

しかし、そんな彼らもどうやら壁に当たったようだ。

 

ツイントマト

一つの苗から別の品種の

トマトが採れるように接木の

処理がされている。

 

 

 

どうしてもナスが発芽しないと悩んでいた。

3度、失敗したところで、何か違うと感じたようでインターネットを見ていた。

次の日、ナスの種を蒔いたポットは暗い箱の中に入れられていた。

どうやらナスの種は光に反応して発芽しない嫌光性だと気づいたらしい。

 

空芯菜(エンツァイ)は

2日で発芽しみるみる

成長している。

 

 

 

 

現在も彼らは、肥料を与えるべきか、この野菜にはどの薬品が適しているのかなど、

育成を通して学んでいるようです。

それにより、すくすくと育てられた野菜の苗を見ると、この梅雨空の憂鬱も我慢できるのです。

 

現在、発芽を待つ

四角豆。

 

 

 

 

 

私、「しかし、お前たちなぜ急に野菜を育ててみたくなったんだい?」

スタッフ、「そりゃー、食いたいからでしょ!」

私、「・・・・」

まー、そんなところだよね・・・やっぱり。

 

ブラックドッグ・セレナーデ

 

 



  1. It‘s quite in here! Why not leave a response?